祝え!Dies Mirabilisを‼

“Dies Mirabilis”(ディエス・ミラビリス)とは、ラテン語で「奇跡の日」「素晴らしい一日」という意味だそうです。このブログを訪れて下さる皆様一人一人にとって、今日一日が素晴らしい日となりますように!(^^)!

宿題耐久レース(*^^*)

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子供たちが

夏休みに入って間もないですが、

毎年の塾の企画として、

 

“一日で夏休みの宿題を全部やってしまおう!”

という企画、

言わば「宿題耐久レース」的なものを

 

本日、開催しました(*^^*)

 

小学生から中学生まで、

みんなそれぞれの宿題を持ち寄って、

小学生は、お昼から夕飯前まで、

中学生は、夜の9時ごろまで、

 

まさに「耐久レース」を繰り広げたのです!

 

と言っても、

もちろん、ぶっ続けでできるはずもなく、

一時間ごとの休憩では、

 

なんとジュースが飲み放題( ゚Д゚)

繰返し言います、なんとジュースが飲み放題なんです‼

 

うるさく小言を言う家の人はいません。

塾の先生たちも、止めることはしないのです。

好きなだけ、ジュースが飲める。

 

しかも、この企画はただ!(*^^*)

良いのかタダで⁉

と思うほど、無料ですから、

そりゃあ、たくさん子供たちが来てくれました

 

さらに今日は特別企画として、

普段、英会話で教えてる外国人の先生たち

二人来てくれて、

英語を使った、ちょっとしたゲームをやってくれたので、

子供たちも大満足な様子でした(#^^#)

 

さてさて、みんなの進み具合はと言うと、

100%できた!という子もいれば、

まだあんまり終わってない!という生徒もいますが、

 

みんなで一緒に集中して

宿題に取り組むっていうのは、

きっと貴重な体験になったことと思います。

政治と選挙はRPG

今日は参議院選挙の投票日でしたけれども、

せっかくなので、

政治と選挙について、

ちょっと大真面目に語ってみようかなと思いまして(*^^*)

 

タイトルには

「政治と選挙はRPGと掲げましたが、

その意図は、

 

“なぜ若者が選挙の投票に行かないか?”と言えば、

それは、

政治と選挙に真剣に関わろうとすると、

RPGのように、

進めば進むほど、強敵と戦わねばならぬことを、

心の奥底では知っているからだ

 

ということです。

 

1.問題は「無関心」ではない

  若者がなぜ政治に無関心なのか。

  若い人はどうして選挙の投票に総じていかないのか。

 

  それに対して、TwitterでもYoutubeでも、

  「投票に行こう!」というメッセージが発信されます。

  それを通して、多くの若者が政治に関心を持つことは、

  取り敢えず良いことだと思います。

 

  なぜ「取り敢えず」と言ったのかと言いますと、

  その良いことが、長いスパンで見た時に、

  必ずしも良いことにはつながらず、

  むしろ悪いことにつながったということが

  歴史の中ではしばしば起こったからなのです。

 

  若者が政治に関心を持つ。

  選挙に積極的に関わるようになる。

  自分たちの希望の政治家が誕生する。

  初めは、その政治家は人気を博し、時の人となり、

  大フィーバーが巻き起こる。

  しかし、ある時期から黒い噂が囁かれるようになる。

  群衆はある時、気づき始める。

  どうも、この政治家は我々の願いを叶えてくれる人ではないようだぞ、と。

 

  では、当の政治家はどうでしょうか。

  背水の陣で選挙に臨む。

  SNSなど若い力に支えられ、街の人々の応援に励まされて、

  みんなが望む政治を実現させようと公約を掲げ、

  念願の当選!

 

  これで本当の政治ができる!と

  意気揚々と政治に関わり始める。

  皆さんからの期待に応えようと、思い切った改革に踏み切ろうと試みる。

  世間の評判も上々

  順風満帆で、思ったよりも早くマニフェストを実現できそうだと

  自然と笑顔が生まれて来る。

 

  しかし、この若き政治家も、

  ある時を境に、気づくようになる。

  

  いや、それはただ単に、組織の中では妥協が必要になる、とか

  黒い人たちともうまくやっていかないと、命が危ない、とか

  そういうことだけでなくて、

  「政治」というものが、

  想像以上に、至極難しい、ということを。

 

  そしてまた、

  私たちはどこかで気づかなければならない、

  自分を応援してくれていた、その「みんな」が

  ちょっとしたことがきっかけで、

  自分の「敵」となってしまうことを。

 

  事の真相を知るのは、本人のみ。

  

  その他の情報は、どうしても不十分で欠けがあり、

  バイアスがかかっていて、情報操作がされやすい

  そうやって何重にも包み込まれて、ようやく人々のもとに

  ニュースや情報として届く。

  そのフィルターのかかった情報を、

  真摯に真剣に読み解こうとすればするほど、

  闇の力がそこに関与しているのを肌で感じずにはおれなくなる。

 

  私たちは知っているはずだ。

  意見はいろいろあって良いのだ、と。

  でも、だとすると、ネットやニュースで発信される「みんなの総意」は、

  断じて「総意」ではない。

  言葉遊びをすれば、「総意」は「相違」なのだ。

  全く考えも感性もやり方も違う人たちの意見をまとめるのは

  至難の業だ。

  

  ある人たちの意見を「総意」にしてしまうと、

  違う意見の人達からクレームが来る。

  それじゃあというので、その人たちの考えに合わせると、

  また別の人達から、批判の矢が飛んでくる。

  民衆というものは、実に無責任だ(自分を含めて)。

  自分は責任を取らなくてもいいから、好き勝手言ってられる。

 

  それだけじゃない。

  一つの言葉も、

  人によって受け取り方が違う。

  「バカ」という一言も、

  言いようによっては喧嘩になるけど、

  また言いようによっては感謝にもなるものだ。

  マスコミや字数の関係や、いろんな事情で

  言葉が文章や流れから切り取られてしまえば、

  その人の発言は、全くも別物になってしまう。

  それによって生まれる誤解、弁明、謝罪、関係の再構築に、お互い耐えられるだろうか。

 

  話がだいぶ長くなってしまいましたが、

  若者がなぜ政治に無関心かと言えば、

  おそらくあまりに純過ぎて

  必ず立ち現れる強敵に立ち向かう勇気を持てないでいるからではないか、と

  思うのです。

 

  別の言葉で言えば

  深く傷つきすぎて、つまり、もう何度も期待を裏切られ過ぎて、

  もう信じるということをしたくないんじゃないか

  そう思うのです。

 

2.投票はブラックボックスだ!

  投票に行ったはいいものの、

  その開票が正確に行われているか、かなり怪しいものです。

  手作業ですることもありますが、

  数が膨大なので、機械にも頼る。

  その機械に何かされていれば、一般の人達には分かりません

  それを監視しようとする人たちもいますが、

  決して多くはないのです。

 

  もっと大きな課題は、

  私たちの思想や考えさえ、マスコミやネットの情報によって

  操作されていることが多い

  ということです。

  だから、情報が操作されていて、バイアスがかかっていて、

  その根底にはどんな意図があり、またどのような哲学があるのか。

  それをよく考えていなければ、

  私たちは自分たちで考えているようでいて、

  そう考えるように巧みに操られている、とも言えるわけです。

 

  私たちはどの道、何らかの考えに

  マインドコントロールされているんですね。

  であれば、最善最高の考えにマインドコントロールされるのが良い

  決まってます。

  でも、ここで大事なのは、何が最善最高かは、

  人によって違うということ。

 

  そういうわけで、たくさんの「相違」から

  いかに真に意味のある「総意」を形作れるか、がとても大事になってきます。

 

  🌟だから、大切だと思うのは、ただ投票に行きましょう!っていいんじゃなくて、

   政治とは何か、それを深いところで歴史から学ぶ、ということです。

 

  直接は関係ないですけど、

  せっかく話題に出したので、セカオワRPGを掲載してみました(*^^*)

 

  


SEKAI NO OWARI「RPG」

 

文章を書くときに気を付けてること

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今日は、

普段、文章を書くときに気を付けてることを、

まとめてみました(*^^*)

 

たぶん、

もう数え切れない方々が、

このテーマで書いてみえると思うんですが、

 

それでも、

私なりに改めて、

整理するつもりで書いてみようと思った次第です!(^^)!

 

 

1.続きの文章では、同じ終止形で終わらないようにする。

   例えば、「~なんです。」で終わった文章があるとすると、

  その次の文章は、同じ「~なんです。」もしくは「~です。」

  終わらないようにする、ってことですね。

   なぜかと言うと、同じ終止形が続くと、くどくなってくるからです。

  くどいと、人間関係もそうですが、飽きてくる、というか

  嫌になってきちゃいますよね。

 

2.副詞や形容詞などは、違う言い回しがないか考えてみる。

   これは、どこかで見かけたテーマですが、

  「とても」という言い方を、他の言い方に変えることができないか、と

  思案してみるわけです。

 

   普通にググっても良いですよね。

 

  そうすると、「ものすごく」とか、「めっちゃ」とか、「極めて」など

  いろんな表現がみつかります。

   もちろん、その後に続く言葉と、うまくマッチするかは、試してみないと分かりませんが、

   

           こういうのは、様々な小説を読んでみると、

  数々の言い表し方があるものなので、ぜひチャレンジしてみてください!  

 

3.感じが続いてしまう時は、片方をひらがなにする。

   「昨日通勤途中で」と書きますと、

  ちょっと落ち着いて読めば、何が書かれてあるのか理解できますが、

  パッと見ただけでは、すぐに言いたいことが頭に入って来ません。

   頭に入って来ないと、心にも響かない。

  

  なので、こういう時は、「きのう通勤の途中で」とすると、

  幾らか読みやすい文章になりますね。

   つまり、「昨日」を「きのう」とひらがなにし

  さらに、おまけで「通勤」と「途中」の間に、「の」を入れる。

 

  これだけで、ずっと見やすいものになるのです。

 

4.用いてみる、倒置形や体言止めを。

   小中高の国語で習いましたよね、倒置形とか体言止めってやつを。

  せっかく学んだので、積極的に使っていきましょう。

   

   ただし、頻繁に使うのは宜しくありません。

  たまに用いるのがミソ。

   普通の文章の中に、体言止めや倒置形が出て来る  と、そこが自然と浮かび上がります

 

5.敢えて破格の文体を使う。

   これも、文章が冗長になるのを防ぐための

  一つの手法と言えましょう。

 

   仮に、その文章が「です」「ます」調を基本としているならば、

  わざと「~である」とか、「~なのだ」という言い回しを使ってみるわけだ。

   うまく用いないと、

  不自然であったり、不協和音のようになってしまったりするけれど、

  上手に使えば、効果てき面(#^^#)

 

   急にキャラが変わったように思えて、

  興味を惹きつけることができるのさ!

 

 🌟というわけで、少しでも皆様のお役に立てば、何よりでございます(*^^*)

 

  皆様のTwitter&ブログ人生が、祝福されたものとなりますように!

  

  

 

 

PETRA“Praying Man”

皆さん、

昨日の“Midnight Oil”は、如何でしたしょうか?

 

また感想とかコメントをお寄せくださいね(#^^#)

 

今日はお約束通り、

PETRA“Praying Man”

お届けしたいと思います!(^^)!

 


Petra - Praying Man

 Noah saw the coming of the flood

(ノアは、洪水が来るのを見た)

(He built an ark upon dry land)

(彼は乾いた地の上に箱舟を造ったんだ)

When Moses prayed, God parted the Red Sea

モーセが祈ったとき、神は紅海を真っ二つに分けた)

(In faith, he made his stand)

(信仰に、彼はしっかりと立ったんだ)

And David dropped the giant to his knees

(それからダビデは巨人を屈服させた)

(Empowered by a stronger hand)

(より強い力が彼を強めた)

God changed the course of history

(神は歴史の進路を変えた)

(See the power of the praying man)

(ご覧!祈る人の力をさ)

 

(Coro)

Faith lives in folded hands

(信仰は、組まれた手に宿る)

Mountains move when you make a stand

(山だって動くんだぜ、確信を持てばね)

It's never been a case of sleight of hand

(手品ってわけじゃない)

It's the power, oh the power of the praying man

(それは力なんだ、そう、祈る人の力さ)

Whoa, I see the power of the praying man

(ワォ!俺は祈る人の力を見てる)

Whoa, I see the power of the praying man

(ワォ!俺は祈る人の力を見てる)

 

Jesus turned the water into wine

(イエスは水をワインに変えた)

(No tricks, no magicians)

(トリックでも、マジシャンでもないよ)

He rules the earth, the wind, the sky

(彼は大地を、風を、空を支配される)

(In control of the situation)

(環境は手の中さ)

He knew that Prayer is alive and well today

(彼は知ってるんだ、祈りは生きていて、現代でも有効だってことを)

(It's a matter of dedication)

(身を捧げれば、そうなるんだ)

Prayer works when you take the time to pray

(祈りは、祈る時間を持てば、力を発揮する)

(It's a matter of true devotion)

(これはディヴォーションの問題だね)

You'll see that

(きっと君にも分かるさ)

 

★他にも、PETRAのいろんな曲が、

 Youtubeで視聴できるので、聞いて(見て)みてくださいね(#^.^#)

 

Praying Man

Praying Man

 

 

“Midnight Oil”の歌詞和訳(→Japanese)

昨日ジカンギレードした、

じゃなかった,

時間切れになった、

“Midnight Oil”の歌詞和訳をご紹介したいと思います!(^^)!

 

 

 We wait since the day He ascended

(イエスが天に昇ってから、俺たちは待ってる)

He said He would come again

(彼はまた来ると言ってくれた)

Some think it will be such a long time

(めっちゃ時間がかかるって思ってるヤツもいる)

Some they the know just when

(いつ来るか知ってるという輩もいる)

We live like there's no tomorrow

(俺たちは、明日がないかのように生きよう)

We wait with out lamps of oil

(ランプの油を用意して待つんだ)

We watch for the midnight hour

(俺たちはひたすら深夜を待つ)

The day we cease our toil

(その日、俺たちの労苦は終わる)

When the trumpet sounds and the bridegroom comes

(トランペットが鳴り響いたら、花婿のお出ましだ)

 

(Coro)

The wedding's gonna be so royal

(結婚式はすっげぇ高貴なものになるぜ)

So we gotta keep staying loyal

(だから俺たちは忠実でなきゃね)

'Cause our feet are gonna leave this soil

(だって俺たちの足は、この地を離れるんだからさ)

When we burn the midnight oil

(俺たちが真夜中の油を燃やすときに)

When we burn the midnight oil

(俺たちが真夜中の油を燃やすときに)

 

Some wait from the top of the mountain

(山のてっぺんで待つヤツもいる)

Away from the world below

(下界から離れてね)

Some work while there's still a harvest

(まだ収穫が見込めるうちに、働く人もいる)

No rest when there's seed to sow

(撒く種があるなら、休み返上で)

We go out to wait for the bridegroom

(外に出て花婿を待とうぜ)

Some bring oil of readiness

(準備した油を持ってるヤツもいれば)

Some lamps will be burned out waiting

(燃え尽きちまったランプもある)

Left out in their emptiness

(空のランプで脱落さ)

Will our lamps be full at parousia?

(俺たちのランプは、イエスの再臨に備えて満タンか?)

When the bridegroom comes we will hear the call

(花婿が来たら、呼び声を聞くだろう)

 

アメリって、

なんだかんだ言って、

やっぱりキリスト教の文化が根付いてるんだなあって

思わされました!

 

聖書の内容を知らないと、

こんな歌詞は書けないし、一般の人たちにも届かないよね( ゚Д゚)

 

んで、これを昔風の歌い方じゃなくって、

見た目は絶対クリスチャンじゃないだろうって人たちが、

バンドやって歌ってるんだから、

面白いよね(#^.^#)

 

★明日は、同じPETRAの違うナンバー

 “Praying Man”をご紹介しま~す!(^^)!


Petra - Praying Man

 

楽しみに待っててね‼

"Wake-Up Call"

 アメリには、

CCMという音楽のジャンルがあります。

 

CCMっていうのは、

 Contemporary Christian Music

(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック

の略で、

言ってみれば、讃美歌の一種ですね。

 

ただ、日本人の多くがイメージするような、

例えば教会の結婚式で聴くような、あんな感じの音楽じゃなくって、

 

バラードもあれば、ロックもあるし、ヘビメタもあるんです!

 

昔っからのクラシカルな讃美歌や、黒人霊歌(ゴスペル)と区別して、

「現代風の」(コンテンポラリーな)ってことで、

 Contemporary Christian Music

って呼ばれてるわけ。

 

で、今回は、ロック系CCMの代表者の一人、

いや一人っていうか、一つのバンドを紹介しましょう(#^^#)

 

その名は、“PETRA”

日本語にすると「岩」って意味だけど、

たぶんここには、イエス・キリストの一番弟子「ペテロ」の名前もかかってるんだろうね。

 

そのPETRAのアルバム

“Wake-Up Call”(目覚まし音)から

“Midnight Oil”(真夜中の油)をお届けしましょう!

 

⭐“Midnight Oil”(真夜中の油)っていうのは、イエス・キリストの例え話の一つで、

 主人の帰りを待つ10人の乙女がいて、その内5人はランプ用の油の替えを持っていたけど、あとの5人は持っていなかった。主人の帰りがあまりに遅くて、結局みんな眠りこけちゃんだけど、「ご主人様のお帰りだ!」と呼び声で、10人が迎えに行こうとするも、あとの5人は油の替えがなかったから、主人を迎えることができず、締め出されちゃった、というお話し。つまり、イエス・キリストの再臨を例えたストーリーなんですね。

 


Petra - Midnight Oil

We wait since the day He ascended

He said He would come again

Some think it will be such a long time

Some they the know just when

We live like there's no tomorrow

We wait with out lamps of oil

We watch for the midnight hour

the day we cease our toil
When the trumpet sounds and the bridegroom comes

(Coro)
The wedding's gonna be so royal
So we gotta keep staying loyal
'Cause our feet are gonna leave this soil
When we burn the midnight oil
When we burn the midnight oil

Some wait from the top of the mountain
Away from the world below
Some work while there's still a harvest
No rest when there's seed to sow
We go out to wait for the bridegroom
Some bring oil of readiness
Some lamps will be burned out waiting
Left out in their emptiness
Will our lamps be full at parousia?

When the bridegroom comes we will hear the call

 

🌟すみません、和訳を載せようと思ったんですけど、今日は

時間切れです( ゚Д゚)

 また明日、満を持して、訳をアップしたいと思いますので、

乞うご期待(#^^#)

 

Wake-Up Call

Wake-Up Call

 

 

 

「グーグルが信じる10の真実」v.s.「グーグル後の世界10のルール」

ジョージ・ギルダー著「グーグルが消える日」では、

 

グーグルが消える日 Life after Google

グーグルが消える日 Life after Google

 

 

「グーグルが信じる10の真実」

「グーグル後の世界10のルール」とが、

対比させて記されていて、大変興味深いです(#^^#)

 

1.グーグルが信じる10の真実

 ①ユーザーに注目すれば、他のことは、ついてくるはずである。

  グーグルのユーザーに対する「贈り物」によって、相手に同意を得て自由に個人情報が手に入り、新しい膨大なビッグデータが集まっている。

 

 ②一つのことを最大限うまくやるのが一番である。

  情報市場を席巻するには、AIを活用して「検索と分類」で世界一になる必要がある。そのためには、全知の神に近づかなければならない。

 

 ③遅いより速いほうが良い。

  慎重でバグがないよりも、スピード感がある方が良い。

 

 ④ウェブ上でも民主主義は機能する。

  だがグーグルは、厳格な能力主義を採用し、採用者にも極めて高いIQや学力を求める。

 

 ⑤答えを必要とするのは、パソコンに向かっている時とは限らない。

  モバイル広告の懸賞にAdMobを使おう。

 

 ⑥悪事に頼らなくても金儲けはできる。

  インテリっぽく「莫大な富の裏には大きな犯罪がある」と示唆している。もしスピード感のある無料サービスが罪であれば、グーグルはデータセンターに太陽光発電風力発電を導入し、二酸化炭素排出量をゼロにして、自信満々に埋め合わせをする。

 

 ⑦世の中の情報は増え続けている。

  ビッグデータには、規模に関する収益逓減がない。

 

 ⑧情報に対するニーズは、あらゆる国境を超える。

  私たちは世界市民であり、グーグル翻訳は世界的な優位性を与えてくれる。

 

 ⑨スーツがなくても真面目な仕事はできる。

  デニムは、シリコンバレーの富と名誉を隠してしまうが、無理にスーツを着る必要はない。

 

 ⑩素晴らしいだけでは不十分である。

  我々にとって素晴らしいのは「いつものこと」だ。

 

※これに対して、スコット・クレランドアイラ・ブラッドスキーの二人は、

 「検索と破壊」という書物の中で、グーグルを激しく非難していますが、

 それは、“セキュリティーの重要性についての言及が一切ない”ことだということです。

 

この流れの中で、

ジョージ・ギルダー氏は、自ら「クリプトコムズ」(秘密保持の世界)と名付ける

新世界の10のルールを提唱しています。

 

2.グーグル後の世界10のルール

※以下の文章は私なりにまとめ直したものです。

 ですので、元の文章を確かめたい場合は、本をお求めになることをお勧めいたします。

 

 ①セキュリティー・ファースト

  セキュリティーは基本構造であるべきで、据え付けられたり、一時的に接続されたり、上からの命令で即興で作られたりしてはならない。

  言い換えると、あなたは特別な時間や場所を占有または支配しているため、他のものと混ぜ合わされたり、平均化されるべきではない。

 

 ②「集中化」は安全ではない

  デジタル資産が集中してしまうと、非常に便利な反面、アイデンティティの在りかを泥棒に知らせてしまい、頂上からの改ざんや盗みに対して、極めて脆弱になってしまう。

 

 ③セイフティー・ラスト

  セキュリティーこそが第一に重要視されるべきであり、それを守るためであれば、

安全性は二の次となってよい。

 

 ④無料のものは何もない

  人間の尊厳や価値を考えれば、対価が支払われないことなどあり得ない。

 

 ⑤時間は、費用の最終的な指標である

  時間以外のあらゆるものが十分に有り余るほどあったとしても、時間の希少性は大金に勝る大事なものである。

 

 ⑥安定した通貨は、人間に尊厳と統制力を与える

  時間の希少性を確保するためには、安定した通貨が不可欠である。

 

 ⑦生物学的非対称性を模した「非対称の法則」が大切

  セキュリティーの確保のためには、秘密鍵が対称的ではなく、非対称的であることが肝要である。

 

 秘密鍵のルール

  DNAを上からの命令で変えたり、混合したりできないのと同じように、秘密鍵も決して変えたり、混合したりできてはならない。

 

 秘密鍵は、政府やグーグルではなく、個人が持つべき

  権力の分散のため(一極集中を避けるため)、個々人が秘密鍵を持つことがふさわしい。

 

 ⑩すべての秘密鍵とその公開鍵の背後には、人間の通訳が存在する

  個々の人間という生身の人間を介するということがセキュリティーを確固たるものにする。

 

⭐上記の通り、著者のジョージ・ギルダー氏は、

 セキュリティーということを最重要課題と考えており、それを蔑ろにしているという点において最も、グーグル帝国の崩壊を予見しているわけなのです。