“もしも文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら・・・”
読書好き
あるいは本屋さん好きな方々には、
すでに過去の話題となってしまってるかもしれませんが、
「もしも文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」
という本が、とっても面白かったので、
ご紹介してみようと思った次第です(*^^*)
初っ端(しょっぱな)から、太宰治先生!
「焼きそば失格」と題して、こんな文章が綴られます、
【第一の手記】
申し上げます。申し上げます。私はお腹が空いてしまいました。・・・
これは、ヘノモチン。これは、パビナール。これは、カルモチン。
うわっはっは、と私は可笑しくなりました。これは真っ当な人間の生活ではありません。
太宰治先生の著作に精通しておられる方なら、思わずニヤッとしたくなる真似具合!
いやあ、実に面白いですなあ(#^^#)
お次は、どなたが良いでしょう。
うむ、松尾芭蕉先生で行きましょう。
「麺の細道」と銘打って、
キッチンや 薬缶飛びこむ 水の音
から容器 大食いどもが 夢の跡
まんまだという話もないではないですが、
そこが分かりやすくて良いですね!
取り敢えず入門としては、申し分ないです。
今日の最後は、
星野源さんに締めくくってもらいましょう!(^^)!
「焼きそば恥だがカップ立つ」
カップ焼きそばが嫌いである。そもそもあれは焼きそばではないと僕は思っている。だって炒めてないんだもの。強いて言うならゆでそばだ。カップゆでそばだ。こんなことを言っているから彼女もできないし、周りから星野さんがまためんどくさいことを言っていると言われるのだろうけど。
それっぽさが良く出てますよね。
通からすると捻り(ひねり)はないんだけど、ストレートで良いじゃないですか。
文学通には、文学通なのは書いてもらうとしましょう。
とまあ、ちょっとしたコメントだけで終わっちゃいましたが、
できることなら、
文学通な方々と、いろいろ語り合ってみたいもんです(≧▽≦)
周りにそういう人がいないもんで・・・
興味持った方は、是非とも読んでみてください‼
きっとはまってしまいますよ‼
もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら (宝島SUGOI文庫)
- 作者: 神田桂一,菊池良
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2018/09/06
- メディア: 文庫
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