負け組の祈り
“負け組の祈り”
平々凡々とした生活を望んだのに、
波乱万丈な人生が与えられた。
小さな幸せで満足したかったのに、
大きな苦しみが度重なった。
裕福な暮らしを期待したのに、
貧しさの中に沈め込まれた。
困っている人を助ける人になりたかったのに、
いろんな人の世話にならねばならなかった。
誇りを持って生きたかったのに、
自信は全部打ち砕かれた。
正しく清く生きたかったのに、
罪ばかり犯す弱い自分をさらけ出さねばならなかった。
なぜだ⁉
これらすべてについて、人間的に言えば、
私は非常に不満で、実に恥ずかしく、嘆かわしい!
大切なものを失い、隅へと追いやられた私に残されたものは・・・
これで良い!これが私の人生なのだ。
もう否定もしない。抗いもしない。
与えられたわずかな尊い幸せを、
ありがたく受け取って生きて行こう。
生きてるだけで儲けもの、
今日は何でもない奇跡の日。
祝え!この素晴らしき日を!!
神さま、今この時を感謝します!!
⭐「病者の祈り」(“A Creed for those who have suffered”)に触発を受けて、作ってみました。