"Wake-Up Call"
アメリカには、
CCMという音楽のジャンルがあります。
CCMっていうのは、
Contemporary Christian Music
(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)
の略で、
言ってみれば、讃美歌の一種ですね。
ただ、日本人の多くがイメージするような、
例えば教会の結婚式で聴くような、あんな感じの音楽じゃなくって、
バラードもあれば、ロックもあるし、ヘビメタもあるんです!
昔っからのクラシカルな讃美歌や、黒人霊歌(ゴスペル)と区別して、
「現代風の」(コンテンポラリーな)ってことで、
Contemporary Christian Music
って呼ばれてるわけ。
で、今回は、ロック系CCMの代表者の一人、
いや一人っていうか、一つのバンドを紹介しましょう(#^^#)
その名は、“PETRA”
日本語にすると「岩」って意味だけど、
たぶんここには、イエス・キリストの一番弟子「ペテロ」の名前もかかってるんだろうね。
そのPETRAのアルバム
“Wake-Up Call”(目覚まし音)から
“Midnight Oil”(真夜中の油)をお届けしましょう!
⭐“Midnight Oil”(真夜中の油)っていうのは、イエス・キリストの例え話の一つで、
主人の帰りを待つ10人の乙女がいて、その内5人はランプ用の油の替えを持っていたけど、あとの5人は持っていなかった。主人の帰りがあまりに遅くて、結局みんな眠りこけちゃんだけど、「ご主人様のお帰りだ!」と呼び声で、10人が迎えに行こうとするも、あとの5人は油の替えがなかったから、主人を迎えることができず、締め出されちゃった、というお話し。つまり、イエス・キリストの再臨を例えたストーリーなんですね。