コメント力~何ともかとも、さってもしても!~
Twitterを始めてからというもの、
ツイートするにも、
リプ(リプライ)するにも、
自分の表現力の乏しさを痛感したわけで(>_<)
ベルクカッツェに言わせれば、
「何ともかとも、さってもしても」状態なわけです!
ろんもち、ツイッターの皆さんからも
学ぶことは多いのですが、
自分自身でも書物から学ぼうと思い立ち、
ずっと前に読んだことのある「コメント力」(齋藤孝著)を
紐解いてみたわけで(#^^#)
丸パクリでは良くないので、
自分なりにまとめ直してみたのでございます。
第二章では、「コメント力」トレーニング集と題して、
クイズ形式で、有名人たちはここでどんなコメントをしたのか?
と読者に問うています。
問題文は、私なりに書き改めていますので、
原文をお読みになりたい方は、どうぞ図書館で借りるなり、
こちらでお求めになるなりして、ご確認くださいませ('◇')ゞ
コメント力 「できる人」はここがちがう [ 齋藤孝(教育学) ]
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⭐さあ、皆さんもちょっくら、チャレンジしてみちゃってくださいな!
1.有名な落語家である古今亭志ん朝の噺で、
のっぺらぼうの女性に向かって、慰めの言葉を語る場面があります。
その一節がこちら、
んな、んな、気にするこたぁないよ。んなもん、なくなっていいんだよ。
サバサバしてて、いいじゃないか。ねえ?
Q. さあ、この後、どのように言って、慰めたのでしょうか?
「なまじ( )んで苦労してる女、いくらでもある。」
A. 答えは、「目鼻がついてる」でした!
のっぺらぼうというのを「悩み」の一つに挙げるってのも面白いですが、
それで困ってる女性を慰めるのに、前半だけではちょっと物足りない。
のっぺらぼうにとっての最大の願いである、「目鼻がある」に焦点を当てて、
その願いが叶ったからと言って、じゃあ絶対的に幸せかっていうと、
意外にそうでもないぜ!と慰めたわけですよね。
「こりゃあ一本取られましたな(#^^#)」で終わりそうな、うまい締め方です。
2.相撲取りの蔵間(元関脇)が、テレビの番組で、こう尋ねられました、
「お相撲さんは、なぜ頭に髷(まげ)を載せてるんですか?」
Q. さて、この質問に、蔵間さんは何と言って答えたでしょうか?
「さあ、あれがないと( )からじゃないですか。」
A. 答えは、「ただのデブと区別がつかない」でした!
まるで子供か外国人のような質問で、
何でそんなこと聞くんだろう?といぶかりたくなるような質問ですけれども、
蔵間さんは、うまくかわしたというか、いい意味でふざけて答えてますね。
普通だったら、髷(まげ)の意味をマジメに考えて答えそうなもんですが、
質問者の視線をわざとずらして、「デブ」の方に持って行っちゃったわけです。
ドッと大爆笑!となったその場が想像できますね。
3.泉重千代さんという長寿の方がおられました。
テレビでもお祝いしようということで、レポーターの人が、彼に
「好みの女性は?」と尋ねたのですが、
Q. さあ、泉重千代さんはどのように返したのでしょうか?
「( )の女」
A. 答えは、「年上」です!
まあ、ちょっと(だいぶ?)昔で言えば、金さん銀さんみたいな感じかな。
テレビで話題になって、いろんなインタビュアーがあれこれ聞いたんでしょう。
その中に、こういうのがあったというのですが、このインタビュアーも
なかなか粋なことを聞きますね( ̄▽ ̄)
でも、それに返した言葉は、輪を掛けてお見事でした!
自分が「長寿」で祝われてるわけですから、年上の人なんかいないはずなんですが、
それを知った上で、「年上の女」って答えるのは、まさに金賞もの!
これだけ年を取って、なおこんな冗談ではぐらかせられるなんて、素敵ですね。
🌟あっという間に、エンディングを迎えてしまいました。
最後はこの方に締めていただきましょう!
スヌーピー・シリーズのペパーミント・パティさん、どうぞ(#^^#)
「Wharever !(何はともあれ)」