祝え!Dies Mirabilisを‼

“Dies Mirabilis”(ディエス・ミラビリス)とは、ラテン語で「奇跡の日」「素晴らしい一日」という意味だそうです。このブログを訪れて下さる皆様一人一人にとって、今日一日が素晴らしい日となりますように!(^^)!

いじめられている君へ~味方に会いに行こうよ!~by はるな愛

昨日に引き続いて、

2012年の朝日新聞の特集「いじめられている君へ」から

有名人の言葉を紹介していきたい。

 

今日、スポットライトを当てたいのは、

はるな愛さん。

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まず、大人の一人として伝えたい。あなたの「助けて」のサインに大人が気づけなくてごめん。そのつらさ、本当にわかります。

 

ぶっちゃけ言うと、自分のことを知らない大人に「ごめん」と

謝ってもらっても、すぐには心は動かないかもしれない。

いじめられてる人は、心がこわばってしまって、簡単には心を開けないから。

 

でも、それでもやっぱり、大人に謝ってもらえるのは、嬉しい。

自分と同じ目線に、腰をかがめて言ってくれたら、もっと嬉しいだろうね。

 

「そのつらさ、本当に分かります」なんて、気軽に言えないし、言ってもらいたくもない。体験した人だけが、語れる命の言葉なんだ。

 

私の本名は大西賢示(けんじ)。心は女性だけど、男として通わないといけなかった中学校は、暗黒(あんこく)でした。

だれにも言えない性の悩みだけでもしんどいのに、そこにいじめが加わった。体育館の裏で校庭にラインを引く石灰(せっかい)を口に突っ込まれた。殴(なぐ)られた。蹴(け)られた。何を目的に生きればいいのか。そんなことばかり考えるようになった。

 

今のはるな愛さんからは、とても想像できないような地獄の日々だったんだね。

性の悩みといじめのダブルパンチ(>_<)

石灰を口に突っ込まれるなんて、ドラマじゃないんだから!

ホントにそんなことがあったなんて信じられないけど、ホントなんだよね。

 

通学路(つうがくろ)にあった歩道橋(ほどうきょう)で、あのトラックが来たら飛び降りようと、柵(さく)に足をかけたこともある。ひもを首に巻いたことも、頭を壁(かべ)に打ち付けたこともある。だれにも相談できず、真っ暗闇(くらやみ)にいた。

 

死んだらダメだ、なんて、そんなこと分かってる。

分かりすぎるほど分かってる。

だって、生きたいから、死にたくないから、苦しんでるんだよ。

みんなに分かって欲しい!自分がどんなに辛くて苦しいか!

 

相談したら良いよ!なんて言われても、

中学生にそんなこと言わないで。

「相談」なんて、どうやったらいいか、学校で教わらなかったよ( ゚Д゚)

 

でもね、死なないで本当によかった。14歳の時、母が経営するラウンジのお客さんにショーパブに連れていってもらった。そこでニューハーフのお姉さんに出会ったの。そのとき、僕(ぼく)は一人ぼっちじゃない、一人ぼっちじゃなかったと知った。自分と同じタイプの人が楽しく生きてる。生まれて初めて、自分も楽しく生きるぞって思えた。

 

はるな愛さん、本当に良かったね(#^^#)

お母さんはきっと知ってたんだ、「僕」の悩みと苦しみを。

(違ったらゴメンね。)

 

家庭と学校だけじゃない、全然違う世界を知ったから、

はるな愛さんは救われた!

そう、世の中は広いんだ。

いろんな人たちがいる。

 

自分とよく似た人たちが、きっとどこかにいるんだ。

その人と出会えた人は、すっごく幸せ。

 

でも、出会えない人たちは、どうしたらいいんだろう。

 

だから、これだけは伝えたい。学校に行きたくなければ行かなくていい、人に会いたくなかったら会わなくていいから、死のうとする前に、今の場所から動いてみてほしい。きっと君のことを分かってくれる人と出会うから。そのために、家族には打ち明けて。きっと味方になってくれる。あなたが思う以上に、あなたの味方は多いのだから。

生きていれば、生きているだけでよかったと思える日が来る。私がそうだった。一緒(いっしょ)に生きていこう。

 

そうだよ、はるな愛さんみたいに、

自分の思いを発信したらいいのさ!

きっと、同じ悩みを持った人たちの心に届くはず。

 

いますぐ駆け寄って、ハグしてあげれなくても、

想いだけは、宇宙の果てにだって届くさ。

直接会ったことがなくても、一緒に生きることだってできるんだ!(^^)!

 

 

 

いじめられている君へ~趣味の世界に救われた~byしょこたん

2012年、朝日新聞が、

「いじめられている君へ」と題する

シリーズを連続掲載した。

 

様々な分野の有名人たちが、自分の経験や考えを語っている

稀有な試みだ。

 

今日は、その中から、しょこたんこと中川翔子さんの言葉を

紹介したい。

 

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無理して学校に行く必要なんかない。

いじめなんてくだらなくて、立ち向かう意味すらないから。

いじめから逃(に)げることは、本当の「逃げ」とは違う。

まず、自分のことを大事に考えてほしい。

 

ちょっと前に、逃げるは恥だが役に立つっていうドラマが流行ったこともあり、

最近では、「逃げる」ことは、以前よりは恥ずかしいことではなくなってきた感もあるけれど、

2012年時点では、今よりずっと難しかったと思う。

いじめから「逃げる」ことと、本当の意味で「逃げる」こととを

ちゃんと区別してくれたのは、すごく良いことだと思うんだよね。

 

何でもかんでも逃げるのが良いってわけじゃない。

時には、しっかりと向き合って、戦わなきゃいけない事柄もある。

でも、いじめに関しては、はっきりと逃げて良いんだよ!

しょこたんが経験から言ってくれている。

 

中学のころ、私はずっと「死にたい」と思ってた。

無視(むし)されたり、陰口(かげぐち)を言われたりするのがつらくて、結局、卒業式も欠席した。

1人で絵を描いていて、「キモい」って笑われた。

「お前に言われる筋合(すじあ)いはない!」って言い返したかったけど、言葉が出なかった。

今でも悔(くや)しいんだよ。

 

中学時代って、人生の中で、もしかしたら一番、人を傷つけることを

言ったりやったりしてしまう時なのかもしれないな。

流行りの言葉だから、みんな使いたいのは分かるし、

ひょっとしたら、知らない間に、自分も使ってるかもしんない。

別の、自分より弱い人にね。

でも、まだ防御の仕方を習ってない時に言われちゃうもんだから、

剣がもろに刺さっちゃうんだ。

 

「学校だけが世界の全てじゃないよ」って励(はげ)まされたことがあった。

「あなたに何が分かる!?」って、その時は思ったけど、いつしかそう考えられるようになった。

だって、学校なんて周りに数十人しかいない小さな世界だから。

無理に合わせても苦しいだけだよ。

 

励ましの言葉って、ものすっごく難しい。

どこかで聞いたような、借りて来た言葉しか出ないことが多いよね。

じゃあ、何にも言わないでいた方がいいの?っていうと、それも違う気がする。

だから、たぶん、もがいて葛藤しながら、言って拒否られて傷ついて、

でもやっぱり励ましたいと思って、も一回チャレンジして、をやった後に

出て来る言葉とかやり方とかが、最後にはその人に届くんじゃないかな。

 

いじめる子たちをよく見てると、仲間の中から順番に1人選び、その子を無視して喜んでた。

心底(しんそこ)くだらないと思った。

人の痛みが分からない人間だ。もし自分が死んでも、ダメージを受けるのはいじめてきた子たちじゃなくて、自分の家族だけなんだ。

意味のないことはやめようと思った。

私は趣味(しゅみ)の世界に救われた。

いくら「オタク」って言われても、絵を描いたり、漫画(まんが)を読んだり、ゲームをしたりするのが好き。

今はインターネットで仲間を作ることができる。

学校の外にすてきな出会いがたくさん待ってるんだから、何か一つでも、楽しいことを見つけてほしい。

人は、両親や祖父母、その先祖(せんぞ)らが出会って生まれた、いわば奇跡(きせき)のような存在。

人生を邪魔(じゃま)する資格は、誰にもない。

 

「オタク」ってのは、いろいろな見方があると思うけど、

少なくても、いじめられてる人たちからすると、

かけがえのない自分の居場所なんだよね。

そう思うと、どんなにたくさんの人たちが、

「オタク」の世界に、そこでの友人たちに、救われてるんだろうって思う。

 

長い旅行に必要なのは、口ずさめる歌さ!by スナフキン

長い旅行に必要なのは、口ずさめる歌さ!

と言ったのは、ムーミンに登場するスナフキン

 

ムーミン自体が、不思議な世界観を持ったアニメでしたが、

その不思議さを、独特な味わいで引き立ててくれていたのが、スナフキンですね!

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ムーミンの友人でありながら、馴れ馴れしい関係では なかったし、

決して上からものを言っているわけじゃなく、

でもなんか、人生の先輩のような。

そう、知らない世界を見せてくれる、異次元の人って感じな気がする。

 

それはそうと、上記の言葉ですが、

スナフキンは長い旅行によく出ていくのに、おっきなカバンを引いたりはしない。

ちょっとしたリュックを背負ってるだけ。

 

なんていうか、身軽なんだよね。

それでいて、すっごく大事な重い宝を持ってる、そういう人。

 

スナフキンがどこを旅して、何をしてるかなんて分かんないけど、

次の言葉に何かしらのヒントがあるかもしれないですね(#^.^#)

 

おだやかな人生なんて、あるわけないよ。

 

スナフキンには、スナフキンなりの辛く苦しいものがあったらしい。

波乱万丈の人生だったわけだ。

端から見たら、平穏でおだやかな日々を送ってるように見えるかもしれないけど、

実際はそうじゃない。

 

それを言葉少なに語るところも、スナフキンらしいですね。

 

なんて、スナフキン様様みたいな語り方してると、こう言われちゃうかな( ゚Д゚)

 

誰かを崇拝しすぎると、本当の自由は得られないんだよ。

 

 自分の自由な気持ちで、誰かがスゴイって思うことはいいんだけど、

やりすぎると、自分ってものがなくなっちゃう

奴隷になっちゃうんですよね。

だからスナフキンは、放浪の旅をしてるのかもしれません、

何か一つの在り方や、決まった考え方に縛られないようにするために。

 

そうやって、本物の自由を手にすると、

全てが自分のものになる、っていう神々しい気持ちが生まれるようです。

 

自分で綺麗だと思うものは、なんでも僕のものさ。

その気になれば、世界中でもね。

 

別に世界征服をしたいってわけじゃない。

誰かと奪い合うっていうのでもない。

 その美しいものに魅せられた自分と、その美しいものとの間に生まれる

不思議な関係の中で、

これは自分だけのものさ!って言える自由がある。

 

変に世界はみんなのものだ!って

なんか政治的なイデオロギーを掲げなくなっていい。

 

スナフキンはこう言ってる、

 

なんでも自分のものにして、持って帰ろうとすると、

難しいものなんだよ。

ぼくは、見るだけにしてるんだ。

そして立ち去る時は、それを頭の中へしまっておくのさ。

ぼくはそれで、カバンを持ち歩くよりも、ずっと楽しいね。

 

泣きたい時は泣けばいい!

「いいんだよ。泣きたい時は、泣けばいい。」

 

こう言ったのは、GACKTさん

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続きはこうです、

でも、大切なのは泣き終わったあとのオマエが次に取る行動だ。

悔しくて涙を流したのなら、死ぬほど努力しろ。

悲しくて涙を流したのなら、その悲しみを忘れずに、その分

誰かに優しくしてやれ。そんなもんだ。

うん、かっこいいっすね!(^^)!

男とか女とか関係なく、誰だって無性に泣きたい時があるものです。

それこそあらん限りに大泣きしたい時がね。

だけど、泣いた後、どうするかってことがスゴク大事なんだって、

GACKTさんは伝えてくれてるよね。

 

いろんな涙があるけど、その涙は無駄に流れることなく、

誰かのためにもなるんだ!っていうのは、

意外な発見かも(*^^*)

 

2.悲しみつながりで言えば、

悲しみを知ってるほど人を喜ばせることができる。

っているナイナイの岡村隆史さんの言葉が、良い味を出してますね!

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いっとき、ひどいうつ病で、芸能界に戻って来れるのか、危ぶまれていただけに、

帰って来てくれた時は、マジ嬉しかったです(#^^#)

 

短い言葉なんだけど、とても価値のあるコメントだなって思う。

悲しみを体験した人は、他の人の悲しみを思いやったり、寄り添ってあげたりできるよね。

それが深い共感を産んでいくんだろうね!

 

3.ふいに救いの言葉を投げかけてくれるのは、高田純次さん。

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いいことばかり続くわけがないんだ。

でも、これは言い換えれば、悪いことばかりが続く わけでもないということ。

止まない雨はないんだから。

もし、いま悪いことばっかり続いている人も、気楽に行っちゃっていいってことだと思うよ。

芸能界一、いい加減な男だと言われる、チョーお調子者の彼ですが、

フッといいこと言ってくれたりするんですよね。

陰ではたぶんいろいろ大変なこともあると思うんだけど、

それを隠して?ひょうきんな振る舞いで、みんなの方の力を抜いてくれる。

そんな人間になれたらいいな(^J^)

一感動の貯金

“一感動の貯金”

 

これは芸人の関根勤さんが語った言葉です。

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もう少し詳しく紹介すると、

上を目指して歩いていく人には、自分の力で何かができるようになるという素晴らしい特典があって、一つクリアするごとに「一感動の貯金」ができる。下にいればいるほど、たくさん「感動」できるということなんです。

関根さん、良いこと言いますね~(#^^#)

「一感動の貯金」なんて言葉、なかなか思いつかないですもん。

 

それにしても、「自分の力で何かができる」ってことは、

ホントに尊いことですよね!

 考えてみれば、赤ちゃんの頃は、「ママ」とか「パパ」って言えただけで、

 喜んでもらえたし、

 歩けただけで褒めてもらえました。

でも多くになるにつれて、褒められることも少なくなって、

感動することも少なくなっちゃいますね。

 

そんな中で、何にも取り柄がない、誇れるものが何もない、と

思ってた人が、

何か一つ、人から見ればたわいもないことができるようになった。

これは天から頂く特典なんですね!(^^)!

 

底辺とか、 そういう下の辺りにいた方が、

たくさん感動を味わえるんだよ!って

関根さんは励ましてくれてる気がします(*^^*)

 

🌟とまあ、こんな感じで、有名人の名言をあと二つほど紹介しながら、

 思うところを書いてみようと思います。

 

2.上の関根勤さんの言葉に通ずるところがありますが、

  中井貴一さんの言葉を紹介いたしましょう。

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辛いことを体験すると、

それまで当たり前だと思っていたことが、

ものすごい喜びに変わるんです。

例えば「水道水、透明だよ!口ゆすげる、ありがてぇ~な~」ってね。

みんなが当たり前だと思っていることに感謝ができるのって、

人生で幸せの回数が増えるということなんですよね。

 

日本にいたら、水道水が透明なのは、ほぼ当然なんでしょうけれど、

外国、特に発展途上国と言われる国々に行くと、水がどんなに貴重かが分かる、って聞きますよね。

泥水だろうが、放射線で汚染されていようが、そこに生きる人々にとっては、

それが唯一の水なわけで、四の五の言っていられない。

それを飲むしかないんですね。

でも、誰かが手伝いに来てくれて、ちょっとした機械かなんかで、透明な水が出るようにしてくれたら、どんなに大きな喜びか(≧▽≦)

 

当たり前のことを、当たり前に喜べるってことが、とっても幸せなことなんですよね。

 

前に足を痛めたことがあって、ひと足ひと足歩くだけで、すんごく苦労したことがありました。

膝も痛くて、階段の上り下り(特に下りるとき)がめっちゃ辛かった!

治った時、ごく普通に歩けるってことが、こんなにありがたいんだ!って

感動したことを思い出しました!(^^)!

 

3.最後にモデルのさんの言葉をご紹介したいと思います。

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モデルの仕事は、数学みたいに正解ってない。

だから、どこの方向を向いていても、

自分が前だと思ったところを前だと思って進んでいけば、

歩んだところが道になっていく。

これでいい、じゃなくて、

これがいい、といえる人生にしたい。

答えが決まっている問題は、解き方とか覚えれば、何とか解けるかもしれない。

でも、正解のない問題って、どうやって解いたらいいか、さっぱり見当がつきません。

 そんな道なき道を進むのは、かなり勇気のいることだし、

 不安で心が壊れそうになってしまうこともしばしば。

 

自由と言えば自由だけど、

何の縛りもない自由って、考えてみると、とっても怖い。

 

でも、ただ自分を軸にして、自分を座標にして

前に一歩踏み出していくとき、

(もちろん、周りからの、また自分自身からの、いろんな非難や邪魔があるだろうけど)

信じられないような素晴らしい世界が待ってるんだ。

そう信じられたら、最高の人生を送れるんだと思います !(^^)!

v.s. ALS⇒with ALS⇒into ALS

2年前、義父がALS(筋萎縮性側索硬化症)になりました。

義父はもう他界しましたけれども、

身近でALSを体験した家族としての想いを、書き留めておこうかな、と。

 

1.初めは、少し発語がおかしいな?っていうぐらいでした。

  なので、そんなに気にも留めてなかった、というか。

  病院に行って診てもらえば、まあほどなくして、症状も収まるんだろうって思ってたんですね。

 

  ちょっと意識して、本人の言うことに耳を傾ければ、何とか聴き取れたんです。

  で、家族の誰が一番、義父の言いたいことを聞き取れてるか、なんて 

  少々冗談交じりに競ってたりしました(笑)

 

  でも、段々と聴き取りづらくなってきましたし、

  いよいよ病院でしっかりと診てもらわないと!ということになり。

 

  検査入院ということになったわけです(>_<)

 

 

2.検査入院と言っても、すぐに結果が分かるわけではありません。

  ぶっちゃけ、セカンドオピニオンじゃないですけど、

  一つの病院だけでは不安だったこともあり、

  違う病院でも診てもらいました。

  だって、いつまでもあやふやなママだったら、不安でしかたないですからね。

 

  それで正式な病名が分かって、

  安心したと同時に、本人と家族の覚悟も必要となった次第。

 

  難病指定されてる病気だから、いろいろ治療費なんかも安くしてもらえるのは

  割とけっこう助かるんですが、

  遥かに大事なのは、この病気がいつかは治るものなのか、ってことです。

 

3.入院してる間に、唾液が溜まりやすくなってきたということで、

  簡易な機械を使って、チューブ状のもので唾液を吸い取る必要が出て来ました。

 

  もちろん、使い方なんて分かりません( ゚Д゚)

  作業療法士の方か看護師さんたちに教わりながら、

  家に帰ってからも、

  家族の人間がちゃんとできるよう、訓練を積んでから

  家に戻って来ました、っていうか戻って来れました(#^^#)

 

4.この唾液を吸い取るってのが、なかなか大変というか、

  やり方は少しずつ慣れていくんですが、

  夜中に何度も起きて、やらなきゃいけない。

  

  それでも義母は頑張りました!

  もう手慣れたもんです!(^^)!

  その状態が続くんなら、まだ耐えることもできようというもの。

 

5.一段と症状が重くなってきて、

  寝ている時の唾液の量が半端ない量になってきたんですね。

  家で唾液を吸い取るのも追いつかなくなり、

  いやもっと大事なのは、その唾液がのどにつっかえて、

  息をするのが困難になってきたってことで。

 

  救急車を呼んで、病院に運んでもらい、

  一大決心をすることになりました。

 

  気管切開です。

 

  生きるためには仕方がない!

  でも、声を出すことはもうできません!

  本人がどんなに辛かったことか(>_<)

  家族とコミュニケーションを取るのが、格段に難しくなります。

 

  ここまで書いてこなかったですが、

  発語が難しくなってからというもの、

  ハードビニールシートに、マジックペンで「あいうえお」を書き、

  それを本人に指出してもらって、コミュニケーションを取ってました。

  ただ、指さしてる箇所が、家族ですらも分かるようで分からない。

  お互いにもどかしい思いを募らせることになります。

 

  指があまり動かなくなってくると、

  今度はiPadを購入して、

  本人に代わって声を出してくれるアプリを使い始めました。

 

  ただ、これを使う期間は短かったですね。

  使いやすいようで、使いづらいところもあったりして・・・

 

6.さらに輪をかけて、大変だったのは、

  まだ多少、家で幾らか身動きが取れるときに、

  (病院で散々、注意を受けたはずなんですが)

  ちょっと無理して移動しようとして、

  転んでしまったんですね。

 

  これが大打撃となりました。

  病院にはですね、川柳という形で、

  とにかく無理しちゃダメだよ!

  転ばないように、転ばないように、

  もうくどいぐらいに書いてあります。

 

  でもしかし、本人としては、家に帰ってきたら、

  やっぱり自由に動きたいですよね!

  義母がちょっと目を離したスキに、ガタンと音がして、

  行ってみると、倒れてるわけですよ。

 

  そうなると、もう寝た切りしかなくなって、

  体が目に見えて、衰えて行ってしまいますね。

  病気に打ち勝つ体力がなくなってくるんです。

 

7.何か暗い話しばっかりになっちゃったような気がしますが、

  家族は笑いを絶やさないようにしてました。

  本人も努めて、病院関係者の方々に、明るく笑いを交えて接するように

  していました。

  普通は、もっと当たり散らしたりする場合が多いらしいんですが。

 

8.そんなこんなで、治る兆しもなく、

  義父のALSはあれよあれよという間に、進行していきましたが、

  最後は、家族に看取られながら、平穏に天国に旅立っていきました

 

「~で産みたい」⇒貴方なら「~」に何を入れますか?

「~で産みたい」

これは、女優の秋吉久美子さん妊娠された際、

インタビュアーの人から感想を聞かれて、答えた言葉。

 

貴方なら、ここにどんな言葉を入れますか?

 

但し、

1.「無痛」で産みたい

2.「自宅」で産みたい

3.「50代」で産みたい

4.「双子」で産みたい

5.「外国」で産みたい

NGワードとしてみましょう(*^^*)

 さあ、如何ですか?

 

 

 

答えは、「卵」で産みたい!でした( ゚Д゚)

 

どっから、そんな発想が出て来るのか、

どんな気持ちで、その言葉を発したのか、

まったくもって理解不能な感じがしますけれども、

コメントとしては、山田かつてないほどの破壊力を持ってますね‼

 

きっとインタビュアーさんは、目が点になったに違いありません。

目をパチクリさせて、「た、た、卵ですか???」

こんな反応を見せたんじゃないかと、勝手に妄想してますが、

コメントというもののパンチ力を思い知らされた次第です。

 

ここからは、二つほど、

「コメント力」(齋藤孝著)から話題をピックアップして、

お届けいたしましょう!(^^)!

 

 

1.落語家の立川談志と言えば、毒舌で名の通ったお人ですが、

  ある日、お弟子さんたちと、とある定食屋に入ったそうな。

  ところが、出て来た定食の不味いこと!

  すっかり不機嫌になったしまったところに、

  KYな店の主人が、サインをくれと色紙を持ってきたじゃないですか。

  断ってもよかったんでしょうが、

  立川談志師匠は、こう書いて突き返したそうです、

  「~して食え」

 

  さあ、 「~」には、何が入るんでしょうか?

  シンキングタ~イム(#^^#)

 

 

 

 

  答えは、「我慢」して食え!でした。

 

  「こんな不味いものは食ったことがない」でもいいんでしょうが、

  敢えて「食え」と言ってるところが、師匠らしいですね。

    本心から言やぁ、二度とこんな店来るかって言いてぇが、入っちまったもんはしょうがねえ。

   食ってやるけど、お世辞にも旨いとは言えねえ。

   一つ食ってやるから、お前らも我慢して食いやがれ!

  ってな感じで、店の売り上げが悪くならないような気を遣ってくれてますねぇ。

 

2.お次は、スヌーピーのピーナッツ・シリーズから。

  主人公チャーリー・ブラウンは、相変わらずのダメっぷり。

  みんなでやった草野球で、見事な三振!

  いつもながら世界が自分中心に回ってるルーシーから、

  ガミガミ怒られる始末。

  そこで、チャーリー・ブラウンは、

  「恋してれば、幸せになれるはずなのになぁ~」ツイート

  つぶやくと、

  おませなのに安心毛布が手放せないライナスが、こう言って

  返しました。

 

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  さて、何と言って、切り返したんでしょうか?

  シンキング・タ~イム!

 

 

 

  答えは、「どこでそんな考え、仕入れたんだい?」でした。

  「そうだね」と同調するでもなく、

  「それは違う」と真っ向から反対するでもなく、

  全く意外だ!と言わんばかりの返答ですね(>_<)

 

🌟もっといろんな面白いコメントに接して、コメント力を磨いていきたいもんです!

 おあとが宜しいようで・・・