祝え!Dies Mirabilisを‼

“Dies Mirabilis”(ディエス・ミラビリス)とは、ラテン語で「奇跡の日」「素晴らしい一日」という意味だそうです。このブログを訪れて下さる皆様一人一人にとって、今日一日が素晴らしい日となりますように!(^^)!

13人のクラス~数学と株価の関係~

《数学と株価の関係》

 などと大見えを切ってしまいましたが、

 そんなにお堅い記事じゃあございません(#^^#)

 

最近、中学や高校の数学で、

「四分位数」というのが導入され初めまして、どんなものかと

改めて調べてみますと、

だいたいこんな感じのものでした。

 

例えば、13人のクラスがあったとして、

1学期の期末テストで、次のような点数だったとしましょう。

51,46,79,65,23,53,66,78,90,29,51,69,49

 

で、これを点数の低い順に並べると

23,29,46,49,51,51,53,65,66,69,78,79,90

となりますね(*^^*)

 

これだけだと、このクラスの成績がよく分かりません!

なので、取り敢えず、点数の低い組と高い組に分けてみましょう。

 

低い組:23,29,46,49,51,51

高い組:65,66,69,78,79,90

 

この低い組と高い組のどちらにも属さない、ちょうど真ん中の点数が53です。

これが世に言う「中央値」っていう奴ですね。

正確なことは置いといて、ざっくり言うと、

このクラスの成績は、だいたい53ぐらいだよ!ってことです。

これは平均とは違いますよ~( ̄▽ ̄)

 

因みに平均は、57.6ですから、まあおおよそ近いので、

メンドクサイ計算をして平均値を出さなくっても中央値だけでも

このクラスのおおまかな成績は分かるってことです。

 

さてさて、ここからが本番です!

 

13人のクラス全体としては、上の中央値で良いんですが、

点数の低い組と高い組のそれぞれで、

じゃあ、うちの組はだいたいどのくらいの成績なのよ?

ってのを知りたい場合、どうしたら良いんでしょう・・・

 

やり方は、さっきとおんなじです!(^^)!

 

低い組の真ん中は・・・ないです( ゚Д゚)

そう、6人なので、真ん中はありません。

じゃあ、どうするかっていうと、真ん中二つを足して2で割るんですね。

ということで、計算すると、(46+49)/2=47.5

これがいわゆる「四分位数」って野郎です。

正確には「第一四分位数」。

つまり、低い組の「中央値」ってことですよ!

 

これも、低い組の平均を取ってみると、41.5になりました。

ちょっと低い組の中央値と、ずれちゃいましたね~( ̄▽ ̄)

でも、良いんです!

四分位数の心は「ざっくり」なんですから。

 

で、高い組もおんなじ風にやってみると、

高い組の中央値、つまり「第三四分位数」は、73.5

高い組の平均値は、74,5

ですから、こっちは、中央値と平均値が割と近かったですね(*^^*)

 

さあ、長らくお待たせしました。ここからが本題になりますよ~!

 

ここまで導き出された

 第一四分位数(低い組の中央値):47.5

 第二四分位数(中央値のこと):53

 第三四分位数(高い組の中央値):73.5

上記の3つに、最小値の23と最大値の90を持って来て、

分かりやすい図にしましょう!と考えられたのが、

「箱ひげ図」ってヤツなんです。

 

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これを見て、思いましたよ!

「これって、株価チャートのローソク足」じゃん!って(≧▽≦)

皆さんもそう思うでしょう‼

 

ってことはですよ、国は中学や高校の数学で、これを子供たちに習わせることで、

株に対する免疫をつけさせて、将来、トレーダーになることを推奨してるのかなって思っちゃうわけです。

 

ホントのところは分からないですが、

いずれにしても、これを「数学は難しい」と言って

苦手意識を持ってるだけでは、もったいない( ゚Д゚)

 

せっかくだから、「金持ち父さん貧乏父さん」でも買って読みながら、

株価チャートの勉強も一緒にしちゃったら、良いんじゃないでしょうか? ネ?