祝え!Dies Mirabilisを‼

“Dies Mirabilis”(ディエス・ミラビリス)とは、ラテン語で「奇跡の日」「素晴らしい一日」という意味だそうです。このブログを訪れて下さる皆様一人一人にとって、今日一日が素晴らしい日となりますように!(^^)!

「グーグルが消える日」(“Life after Google”)の読中まとめ&感想

「グーグルが消える日」とは、

随分とセンセーショナルで、刺激的なタイトルである( ゚Д゚)

 

まさか!そんな!

といぶかりたくもなる。

 

一体、どういうことなのか?

著者のジョージ・ギルダーは、何を根拠に

グーグルの終焉を予言するのか?

 

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まずは、目次を見てみよう(*^^*)

 

はじめに

第1章 まもなく「グーグルの世界が終わる」

第2章 グーグルが築いた「世界システム」とは?

第3章 グーグルの“ルーツ”を探る

第4章 限界を迎えた「無料」戦略

第5章 「グーグル後の世界」10のルール

第6章 グーグルの心臓「データセンター」の実情

第7章 「機械学習」は本当に成功するのか?

第8章 人間を超越した金融取引の秘密

第9章 AIは、人間を超えられない

第10章 シリコンバレーに新風を巻き起こす若者

第11章 ビットコインは「救世主」なのか?

第12章 ビットコインの創設者?クレイグ・ライトの主張

第13章 「グーグル後の世界」を索引する企業の誕生

第14章 「インターネット」をグーグルから奪還せよ!

第15章 「プログラミング言語の生みの親」の挑戦

第16章 緑

第17章 「スカイ・コンピューティング時代」の幕開け

第18章 アメリカの「進化」を阻む大学教育の弊害

第19章 通信業界の規制を乗り越えろ!

第20章 グーグル帝国の逆襲

第21章 ビットコインには「欠陥」がある

第22章 大規模な「アンバンドリング」

おわりに

 

以上、目次を掲載したが、

これだけでも大部で難解な内容だと推測されることだろう。

 

実際、取り敢えず読んでいくだけでも、

実に興味深いと同時に、内容がなかなか頭に入って来ない。

専門用語が散りばめられており、理解するのに難儀する。

 

だが、読みこなしていくに価値のある本だと思っている。

 

⭐著者のジョージ・ギルダー氏は、既に高齢の人物であるが、

 彼の主張で大事なことは、

 今のところ、下記のようなものであると思われる。

 

1.グーグルに代表されるような、人間の脳をコンピューターと同じものだとする唯物主義を反駁しようとしている。

2.グーグルの世界システムは、その根幹にセキュリティがないため、脆弱である。

3.グーグルの世界システムに変わる、新しい別の世界システムが現れつつある。

 

※第11章まで読み進んで感じたことは、

 これは単なる技術書ではなくて

 根本的な哲学や宗教を語っているということである。

 

 ジョージ・ギルダー氏の言う通り、

 本当に近い将来、グーグルが消えてなくなるかどうかは分からない。

 しかし、未来の世界は、グーグル一択ではない、ということは

 熟考に値する話だと思わされた。

 

 だけれども、いずれにせよ、

 真に未来の世界を語ろうとするならば、

 私たちは宗教や哲学、思想なしには語れないだろうことは確実である。

 

 今日は取り敢えず、ここまでとしたい。

 読み進んで読解が深まれば、もっと良い仕方でまとめたいと思う。