祝え!Dies Mirabilisを‼

“Dies Mirabilis”(ディエス・ミラビリス)とは、ラテン語で「奇跡の日」「素晴らしい一日」という意味だそうです。このブログを訪れて下さる皆様一人一人にとって、今日一日が素晴らしい日となりますように!(^^)!

エーちゃんが自分を「矢沢」と呼ぶ理由

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エーちゃんこと矢沢永吉さんは、

自分のことを「矢沢」と呼んでおられる。

 

なぜ、他人事みたいに「矢沢」と呼んでおられるのだろうか?

 

一つには、

 昔から、自分のことを客観視することが得意であったから、

というのがあるらしい。

 それは天性の才能と言っても良いだろうが、

自らを見る別の視点を持っている人は、近視眼になることから自らを守りやすい。

 

 

もう一つは、

 ある時に、近しい人のために、莫大な借金を負わされたのだけれども、

さすがのエーちゃんも、かなり落ち込んだ。

 でも、いつまでも落ち込んではいられない。

どうせなら、これを映画やドラマの役と考えて、

「矢沢」という役を本気で演じてみようと思われたそうだ。

 

 確かに、莫大な借金を抱えたり、あまりにも不幸な目に遭ったりすると、

そういう自分をストレートに受け入れることは、甚だ困難だ。

 

 しかし、これが映画かテレビのドラマなら、一歩引いて、その役というか、

立ち居振る舞いや生き方を、端から眺めることができる。

 そうやって、自分の人生を、誰かが書いた脚本だと思えば、

途中にいろいろな困難が襲って来るのも、ひどく納得がいく

 

物語の後半から、事態は少しずつ変化し始め、不思議な出会いや、

予想だにしない出来事が起きて、大どんでん返しとなるわけだ。

 

 そうすると、どっかでカメラでも回ってるのかとも思ってしまうほどだ。

一つ、このとんでもない苦難に遭遇しながら、やがてハッピーエンドに向かうという、

非常にスリリングな演劇を、演じ切ってやろうじゃないか!

こう考えられるわけだ。

 

 こういったエーちゃんのエピソードを、

コンビニに置いてあった何かの本で読んでからというもの、

 

自分自身の考え方も、ちょっと改善されたような気がする。

明るい展望が開けてきたというか、

苦しい状況に置かれても、以前ほどには驚き怪しむことは、

少なくなった気がするのだ。

 

 心からエーちゃんに感謝したい(*^^*)